『新編 房総戦国史』
千野原 靖方 著 |
崙書房出版 刊 |
2000年8月20日(1版) |
評 価 |
著者・千野原靖方(せんのはら やすかた)氏は、1964年栃木県生まれ。本籍地・千葉県市川市。明治大学卒。専門は東国中世史。房総中世史研究所主宰(研究雑誌『中世房総』発行)。 著書に『東葛の中世城郭』『房総里見水軍の研究』『関東戦国史』『里見家改易始末-房総戦国大名の落日』『国府台合戦を点検する』『戦国房総人名辞典』『常総内海の中世―地域権力と水運の展開』『戦国期江戸湾海上軍事と行徳塩業』など多数。東国戦国史の大家であり、房総中世史研究の権威である。 本書は、「本書は、戦国大名里見氏に関する諸問題について、近年の研究を踏まえ新たな視点で追求を試みたものである。」 第1章 里見氏の安房経略(享徳の乱と里見氏の安房国席巻/天文の内乱/里見氏・正木氏の上総進出) 千葉県の中世史研究の第一人者が執筆された房総戦国史、特に里見氏を中心に据えた歴史書である。 |