『織田信長
石山本願寺合戦全史』
-顕如との十年戦争の真実-
武田 鏡村 著 |
ベスト新書 刊 |
2003年1月1日(初版) |
評 価 |
著者・武田 鏡村 1947年、新潟県白根市生まれ。日本歴史宗教研究所所長。『徳川家康の黒幕』『大いなる謎・織田信長』『親鸞・差別解放の思想と足跡』など著書多数。 本書は、「信長の「天下布武」の過程で大きな障害となったのが、各地の一向宗門徒であり、石山本願寺であった。一向宗門徒の殲滅を計る信長に対し、本願寺の顕如は、各地の一向宗門徒に蜂起を指令、かつ武田信玄・浅井長政・朝倉義景・毛利輝元・足利義昭らと“反信長戦線”を構築して徹底対決した―。十年に及ぶ石山本願寺合戦の全貌を、本願寺の側から克明に活写し、日本戦国史に一石を投じる書。」というもの。 宗教史の専門家が記した、織田氏と本願寺家との熾烈な戦いを、史料に基づいて丹念に追った一冊。 著者曰く、 |