本多重次館
-城山-

城山(茨城県取手市井野台)は、現在の取手駅北側の丘陵地にあった城館。

徳川家康の重臣・本多重次が使用したという(『日本城郭大系』)。

重次は、猛将として鳴らし「鬼作左」の通称で呼ばれた。規律に厳格で、主人である家康にも度々苦言を呈したが、これが原因で晩年に蟄居させられ、この地に居住したという。
文禄五年(1596)ここで没した。取手市台宿2丁目の御墓山に「本多作左衛門重次の墓」がある。

館跡は、JRの線路に面した丘の上に位置したとされ、「城山観音」(花蔵院)付近が跡地。周辺は今でも入り組んだ地形で、その要害性を窺わせるが、何ら遺構は残っていない。

参考サイト(美浦村お散歩団たぶん取手ブログ

 

 

 

(【左写真】城山観音。遺構は無いがここに本多重次が住んだのだろう。【右写真】跡地からの眺望。眺めは良い。)

(城跡遠望)

2010年1月3日訪問)

 

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