大室城
大室城(千葉県柏市大室字根崎) は、中世以前の常陸川の浸食作用によって、下総台地と分離した孤島の上にあった(『日本城郭大系』)。 この孤島台地は、東西・南北約300m、標高20mの「城の腰」と呼ばれた。 地元には「平将門の妾の城」という説があるが、明確な事績は不明である。また、内務省利根川工事事務所が買い上げて土取りが行われた際、多数の埴輪が出土したというから、古墳であったとも考えられている(『日本城郭大系』)。 現在では陸上自衛隊柏訓練所「高射教育訓練場」となって、何も残っていない。 参考サイト(余湖くんのホームページ) |
(城があったといわれる台地の遠望)
(2010年3月14日訪問)