三日月陣屋

乃井野陣屋(のいのじんや)とも。

三日月陣屋(みかづきじんや・兵庫県佐用郡三日月町乃井野)

元禄十年(1697)津山藩森家の改易により、分家の長俊が当地に移封されて三日月藩が始まりました。
この陣屋は明治の廃藩置県まで、藩政の中心として機能しました。

陣屋は、城を持てない大名が藩政を執り行うために建てた藩主屋敷で、その周辺には城下町と同じように武家屋敷や藩校、演武場、馬場、厩などが配置されました。

現在も陣屋跡正面の石垣や物見櫓、庭園遺構、武家屋敷や土塀、陣屋町の町割りや水路、三方里山の演武場跡など陣屋町時代の遺構が残っています(『城址案内板』)。

 

遺構は移築された物見櫓と水堀・石垣が良好に残っている。
(参考サイト:佐用町HP

 

  

【左写真】復元陣屋門(手前が中御門で奥が通用御門)【右写真】物見櫓(移築復元)

 (2010年3月31日訪問)

 

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