明石城

明石城(兵庫県明石市明石公園)は、明石海峡近くまで迫った丘陵に築かれた平山城である。

大坂夏の陣で戦功をたてて、元和三年(1617)明石12万石を賜った小笠原忠真は、はじめ船上城に入った。しかし交通の要所に新規築城を計画する。資材は一国一城令で廃城になった周辺の三木・高砂・船上・枝吉城などから運ばせた。元和五年(1619)に完成。

以後城主は、戸田・大久保・松平・本多・松平氏と替わって、明治維新をむかえる。今ものこる巽櫓は、船上城の遺構である。坤櫓は伏見城の遺構だと伝わる(『名城をゆく(小学館)』より)。

城跡は公園や球技場となっているが本丸中心に遺構は良く残っていた。今回の城跡めぐり最後なので、だいぶ駆け足で攻城したが

 

 

 

(【左写真】天守台の石垣。【右写真】二ノ丸虎口。)

 

(【左写真】巽櫓(船上城の遺構)【右写真】坤櫓(伏見城の遺構)

 

(【左写真】艮櫓跡(本丸の北東隅に三重の櫓が建っていた)【右写真】大手門跡。)

(水堀跡)

 (2010年4月1日訪問)

 

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