帖佐麓
帖佐麓(ちょうさ・鹿児島県姶良市鍋倉) ここ帖佐小学校には、江戸時代に地頭仮屋という役場がありました。 薩摩藩では江戸時代に市町村の代わりに郷という行政区画が置かれ、各郷には藩から地頭が任命されました。また郷士の中から所三役(口愛・組頭・横目)を選び、地域の行政を行いました。 幕末には藩内の郷の数は、私領を含め百十三ありました。私領とは重富郷のように島津家一門や有力家臣の領地のことで、領主が直接治めていました(『現地案内板』)。 跡地は帖佐小学校となり、遺構はない。 |
(御仮屋跡には帖佐小学校が建つ。)
(2010年9月15日訪問)