亀甲城

亀甲城(★鹿児島県南九州市知覧町郡)は、中世の城跡(別名蜷尻城)です。

螺旋状の道が頂上に達し、井戸や曲輪、堀切、土塁などが残されています。北面に麓川が流れ、矢櫃橋(二重眼鏡橋)が架かっています。
この城は知覧城の出城で、鹿児島市方面からの外敵侵入に備えた前衛的城塁です。南面台地の通路を経て知覧城との連絡がなされていました。
城の頂上に南北朝の忠臣知覧又四郎忠世の碑が建っています(『現地案内板』)。

知覧武家屋敷群の外れにあるが、遺構は明確に確認できなかった。

 

  

(【左写真】頂上部にある知覧忠世の碑。【右写真】城跡脇を流れる麓川。)

  (2010年9月16日訪問)

 

戻る

城と古戦場 

inserted by FC2 system