豊前 末広城

末広城(★ 大分県中津市大字永添)は、永添の正行寺の境域一帯が城跡で、堀の一部が残存しているという。

天正七年(1579)、長岩城主・野仲鎮兼は下毛郡の兵を率いて坂手隈城を攻略し、つぎに末広城を囲んだ。
城主・末広対馬守正行は野仲氏に降り開城した。正行は剃髪し名を妙玄、その子四郎も妙秀と改めた(『日本城郭大系』)。

正行寺が城跡であるが、明瞭な遺構は確認できなかった。

 

 

(正行寺)

  (2011年3月2日訪問)

 

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城と古戦場 

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