飯塚城
飯塚城(★ 大分県国東市国東町安国寺)は、田原家の本流、田原貞広が正平年間(1346~69)に築城して十代、二百三十年間の居城であった。 田原氏は氏能の時代をピークに、しだいに大友家から快く思われず、武蔵田原家の親賢(紹忍)と対立するようになり、ついに天正八年(1580)の暮れから、田原親貫に対して大友宗麟は討手を差し向け、十か月にわたる攻防のすえ、田原家は滅亡する。 城跡は国東小学校の敷地となっている。石垣が僅かに残るらしいが確認はできなかった。 |
(国東小学校。独立した丘陵となっている)
(2011年4月1日訪問)