安芸 小倉山城

小倉山城(★★ 広島県山県郡北広島町新庄)は、15世紀から16世紀前半にかけて吉川氏が本拠とした城跡です。

城は本丸郭群、二の丸郭群、三の丸郭群からなっており、複数の登城路で緊密に結ばれていました。本丸郭群の最高所には掘立柱建物跡、南側郭には、門や土塀に囲まれた建物跡があります。
城の中心となる本丸郭群を中心に、城の最終時期の様子を復元整備しました(『城址案内板』)。

城跡は整備され、遺構も良好に残存している。ただ、見学当日は台風被害のため本丸最高所への階段が通行止になっていた。復旧は平成24年度中を予定しており、本丸以外は見学可能である。

国道261号を北上すると案内通りに右折すると無料駐車場がある。

 

 

 

(【左写真】本丸への階段が破損しているため通行不可…。【右写真】本丸帯曲輪の門跡(左)と土塀跡(右)

 

(【左写真】本丸帯曲輪の礎石建物跡(建物がまとまって配置され、重要な役目を負っていた)【右写真】二の丸跡。)

 

(【左写真】三の丸跡。【右写真】土塁跡(三の丸へ通じる登城路(左側)の備えとして造られた)

 

(【左写真】土塁跡(三の丸へ通じる登城路の備えとして造られた)【右写真】御座所跡の堀切。)

 

(【左写真】登城口(案内板が充実し、良く整備されている)【右写真】城址遠景。)

 

  (2011年9月8日訪問)

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城と古戦場 

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