日知屋城
日知屋城(★★ 宮崎県日向市大字日知屋字伊勢道)は、日向市の東方海岸にある。 櫛の山の東南の丘地が日向灘に突出している岩丘に城取りしたもので、北・東・南の三方は海を巡らし、西方だけが山に続いているので、ここに岩盤を切り割って空堀をつくっており、城は頂上を本丸とし、その下に二の丸・三の丸の郭跡がある。また東麓に船を繋ぎ得る海蝕洞がある。 伊勢ヶ浜公園となっていて、遺構も随所に残る。整備状態も良好である。 |
(【左写真】主郭跡(多数の造物が発掘された)【右写真】城址碑)
(【左写真】石垣が随所に残る。【右写真】東の曲輪(城内で2番目に広い曲輪)
(【左写真】虎口(土塁で固め、櫓等が建っていた)【右写真】城址からの眺望(岬に築城され、自然の尾根に守られた城である)
(2011年10月4日訪問)