三津寺砦
三津寺砦(みつてら・大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-7-12)は、大阪府大阪市にあり、戦国時代に要塞化された寺院。 天平十六年(744)聖武天皇の勅命により行基が創建し、文禄年間(1592-1596年)僧賢愚が中興した。現在、真言宗御室派の準別格本山(『現地案内板』)。 戦国時代、石山本願寺を防御する支砦の一つとして使用され、天正四年(1576)織田信長に攻め落とされたという。もともとの寺院が要害として用いられたものであろう。 現在は大阪いちの繁華街である心斎橋に位置している。遺構は見当たらない。 |
(【左写真】三津寺。【右写真】御堂筋に面した一等地である。)
(2012年2月10日訪問)