茨木城

茨木城(いばらきじょう)は大阪府茨木市にあった城である。

茨木城の創建は定かではないが、一説には建武年間(1334年-1336年)楠木正成によって築かれたという。

15世紀-16世紀前半頃まで茨木氏が城主となり、織田信長に属したが、元亀二年(1571)滅亡した。天正五年(1577)中川清秀が七万石で入城した。慶長六年(1601)、片桐且元が一万二千石で入城する。元和元年(1615)一国一城令によって廃城となったとされている(『日本城郭大系』)。

茨木小学校付近が本丸跡とされるが遺構は確認できない。茨木神社などに城門が移築されているらしいが、周辺の道路は極めて狭隘で、余湖氏が仰るとおり「探す元気もなくなってしまった」。さらには市内の道路はどこも渋滞がひどく。二度と行きたくない場所である。カーナビに登録があったのでたまたま訪問したが、遺構も無く後悔しきりであった…。

(参考サイト:「ちえぞー城行こまい」)

 

 

 (【左写真】茨木小学校。本丸の跡地という。【右写真】現地説明板。)

 

  (2012年2月11日訪問)

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城と古戦場 

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