楼の岸砦

楼の岸砦(大阪府大阪市中央区石町2丁目)は、石山合戦で使用されたとする砦。

元亀元年(1570)野田・福島の合戦の時、織田信長築かれ、稲葉良通、中川重政が守っていたが、石山本願寺の鉄砲攻撃を受け、その後、占拠される。
順興寺住職・顕従上人が大将を務めたという(『
織田信長 石山本願寺合戦全史』『順興寺由緒略記』)。

跡地は、天満橋の西側、北大江公園から座摩神社あたりだと推定されているが、遺構も無く、その微高地・高低差から、往時のよすがを偲ぶしかない状況である。

(参考サイト:「城めぐ.COM」)

 

 (座摩神社

 

  (2012年2月11日訪問)

戻る

城と古戦場 

inserted by FC2 system