瀬底グスク
瀬底グスク(せそこ☆沖縄県国頭郡本部町字瀬底南瀬底原) 『日本城郭大系』には巻末一覧に「瀬底島の中心部の林となった一帯にある。ウチグスクともいい、拝所となっている」と記されている。 沖縄の離島(いまは大橋でつながっている)の中心部に位置している。 付近には瀬底土帝君(せそことーていーくん・沖縄本島北部西側の本部半島西端にほど近い瀬底島にある中国古来の土地神を祀る施設。自然林を背にした珊瑚岩を用いて整然と区画された一画に、本殿、拝殿などが建つ。建設年代は不明であるが、本殿及び拝殿の軸部石組等の状態から18世紀中頃の造営と考えられる。沖縄本島を中心に各地に存在する土帝君を礼拝する施設のうち最大級のもので、土帝君信仰に関する建造物の形態を良く保つ代表的な遺構として貴重なものである。本殿、拝殿、庭、石段、炉、周囲及び区画の石垣(出入口二所を含む)よりなる『文化遺産オンライン』)がある。 訪問時は瀬底土帝君を見学したが、瀬底グスクを見ずに帰ってしまった。瀬底土帝君については、瀬底公民館の手前に案内板があって容易に訪問できる。 |
(瀬底島の遠望。中央の林にグスクがあった。)
(【左写真】瀬底公民館付近の案内棒。【右写真】瀬底土帝君への道。)
(瀬底土帝君)
(2014年8月26日訪問)