魚沼氏館
魚沼氏館(★埼玉県北葛飾郡松伏町魚沼) 『埼玉の中世城館跡』によれば、年代未詳の館で、所在地を松伏町魚沼に推定している。 『埼玉苗字辞典』によれば、魚沼(うおぬま)氏ゆかりの地は、葛飾郡魚沼村(松伏町)のほかに、埼玉郡増森村字魚沼(越谷市)がある。 承久三年(1221)の宇治合戦で、魚沼工藤三郎という武士が鎌倉幕府方として参戦して宇治橋合戦にて負傷したという(『承久記』『越谷市史』)。 魚沼工藤三郎についての詳細は分からないらしい。松伏町魚沼の地は中川に面した広大な田園地帯となっており、どこに館があったのか特定することは困難だろう。 (参考サイト『儀一の城館旅』) |
(魚沼の地に鎮座する香取神社。館跡を見つけ出す手掛かりは無かった。)
(2015年1月21日訪問)