諏訪山館

諏訪山館(★埼玉県白岡市大字爪田ヶ谷字諏訪山)

『埼玉の中世城館跡』(第1版・昭和43年)によれば、年代未詳の館で、場所を爪田ケ谷585に特定し、現況は神社・東武動物公園で台地になっているとする。

爪田ケ谷(つめたがや)村は岩槻城に付属し、いつの頃からか御料所となって、明和七年(1770)には松平大和守の領分になった。村には小名として「カヂ塚」「諏訪山」「十三塚」などがあり、諏訪社は「村の鎮守、観音寺の持」と伝わる(『新編武蔵風土記稿』)。

白岡町教育委員会によれば、諏訪神社の由緒は不明だが、長野県の諏訪大社の分社と考えられ、武神として崇拝されたという(『現地説明板』)。

東武動物公園脇に諏訪神社があるものの遺構は無い。ここが城館とされている根拠もよく分からない。

(参考サイト『城跡ほっつき歩き』)

 

 

(【左写真】諏訪神社 【右写真】現地説明板 )

  (2015年3月25日訪問)

 

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