宮前本田遺跡

宮前本田遺跡(★埼玉県鴻巣市宮前)

『埼玉の中世城館跡』(第2版)に記載はない。

『鴻巣市史』によれば、荒川左岸の古道に沿って分布する遺跡グループのひとつで、箕田源氏に関連するものと推認されるという。

箕田9号墳と呼ばれ、群馬県榛名山二ツ岳の角閃石安山岩によって石室が造られている。7世紀前半~中頃の古墳とされ、鉄鏃・玉類・須恵器・土師器などが出土している(『現地説明板』)。

中世の居館跡とされ、幹線道路や河川など、当時の交通路と深く関わっているものとされる(『鴻巣市史』)。

現地は宮登神社となっている。社殿の裏に墳丘がきれいに残っている。居館としての遺構は見られない。

(参考サイト『城跡ほっつき歩き

  

 

(【左写真】宮登神社。【右写真】神社本殿の後ろには古墳が残っている。)

 

  (2015/12/30訪問)

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城と古戦場 

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