牧野陣屋
牧野陣屋(川田谷陣屋とも★埼玉県桶川市川田谷) 『埼玉の中世城館跡』(第2版)は、江戸初期の陣屋跡で、「川田谷太平5127」を所在地とし、現状は宅地・畑、台地で、遺構は無しと記している。 『新編武蔵風土記稿』は、「陣屋 御入国以来牧野讃岐守康成および其の子・内匠頭信成・孫佐渡守親成など住せし陣屋なり」と記している。 牧野康成(まきのやすしげ)は、三河出身で、天正18年(1590)家康、石戸領(いしどりょう・現在の上尾、桶川、北本、鴻巣にわたる)を拝領し、川田谷に陣屋を構えた。慶長4年(1599)没。陣屋があった場所は、現在は圏央道の桶川・北本インターとなっている(『桶川市HP』)。 平成19年のインターチェンジ建設時に遺構が発掘されたという。現在はすっかり面影を失っている。 (参考サイト:儀一の城館旅) |
(現在は圏央道の桶川・北本インターとなっている。陣屋の遺構は失われた。)
(2016/3/20訪問)