小高屋敷

小高屋敷(★埼玉県桶川市加納大加納191

『埼玉の中世城館跡』(第2版)は、年代未詳の屋敷跡で、「加納大加納191」を所在地とし、現状は畑・山林、台地で、遺構は堀・土塁と記している。

『埼玉苗字辞典』には、「字大加納の旧家小高氏は松山城家臣と伝える。字大加納文化十二年馬頭尊に小高権左衛門。光照寺文政二年廻国塔に下・小高権八。明治十八年田中文書に小高重治郎あり。八戸現存す。」と記されている。

当地には小高家の邸宅がありその林の中が屋敷跡だった。天正十八年(1590)以降、武州松山城の武士であったものが当地で帰農したと伝承される(『桶川市史』)。

国道17号加納交差点の東側が跡地である。近年まで遺構が見られたようだが、現在は完全に消滅している。

(参考サイト:儀一の城館旅 城跡ほっつき歩記

 

 

(1990年の航空写真)

現在は完全に消滅している。

 

  (2016/3/20訪問)

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