美女木八幡遺跡
美女木八幡遺跡(★埼玉県戸田市美女木) 『埼玉の中世城館跡』(第2版)は、室町期の遺跡で、「美女木7-4-1」を所在地とし、現状は寺院・寺、自然堤防で、遺構は堀・土塁と記している。 美女木八幡神社は、創建を鎌倉時代と伝える古社で、伝承によると、後鳥羽院の御代、文治五年(1189)源頼朝が奥州下向の時、当地に立ち寄った際に神のお告げがあり、相州鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請したと伝えられている(『現地案内板』)。 また、隣接する徳祥寺は、江戸時代に真言宗醍醐派の定徳僧都の請願によって開山されたと伝えられている(『現地案内板』)。 いずれも城館に関する記載は無い。 美女木八幡神社の脇から遺跡が発掘されたらしいが、現在ではそれらしいものは見られなく、詳細は不明である。 |
(美女木八幡神社。風格のある素晴らしい神社。)
(徳祥寺。周辺に遺構は残っていない。)
(2016/4/29訪問)