上・宮下遺跡
上・宮下遺跡(★埼玉県上尾市上) 市域東部を南流する芝川左岸の平坦な台地上に位置する。 建物建築や宅地造成等に伴って発掘調査が行われ、堀跡や溝、土壙等が確認され、からわけ、陶器、磁器、金属製品等が出土した。このことから江戸時代後期の18世紀を中心とした遺跡と考えられる。消防署上平分署からは堀跡1条、溝1条などが検出された。上・宮下遺跡は、新旧関係のある複数の堀によって方形に区画された場所が確認されており、多くの遺物が出土していることから、住居に近い生活空間が取り込まれていた可能性がある(『現地説明板』)。 消防署上平分署前に説明板が設置されている。そのほかは開発が進み、面影は失われている。 (参考サイト・儀一の城館旅) |
(消防署上平分署前に説明板が設置されている。)
(2016/9/23訪問)