野火止陣屋
野火止陣屋(のびどめ★★埼玉県新座市野火止) 『埼玉の中世城館跡』に記載は無い。
「野火止用水陣屋堀 松平信綱は、江戸の上水道について、福生市の北の羽村町から小平市を通り、四ッ谷大木戸を経て虎ノ門に至る掘割り(玉川上水)を完成させ、その功労と武蔵野開発を理由に、玉川上水分水の許可を得て、小平市小川町から新座市を経て、志木市の新河岸川に至る用水を引き、野火止の荒野を潤した。 『日本城郭大系』は「陣屋」として掲載し、「遺構は残されていない。現在、宅地などになっている」と記している。 全体像は把握できないが、住宅地・畑の中に土塁(築堤)が遺されており、説明板も設置されている。平林寺沿いの睡足軒に見られる物も土塁らしいく、こちらが陣屋跡とされる。 |
(用水路跡という築堤が一部遺されている。セットの掘割というのは良く分からない。)
(陣屋跡である平林寺沿いの睡足軒にも土塁跡が残る。)
(2016/12/22訪問)