難波田氏館
難波田氏館(なんばた★埼玉県富士見市下南畑)
『埼玉の中世城館跡』(第2版)は、室町・戦国期の館で、「下南畑153」を所在地とし、現状は畑・自然堤防で、遺構は無しと記している。 難波田氏は、武蔵七党のうち、村山党にて、金子六郎家範の子・難波田小太郎高範の後裔(『新編武蔵風土記稿』)で、天文の頃(1532-1555)、上杉家に仕へし難波田弾正憲重が難波田城に居城した(『新編武蔵風土記稿』)。 それまでの居館がここであったと推察されているが、史料は無く、明確なことは分からないらしい。 現在の氷川神社付近が跡地だが、遺構は確認できない。 |
(氷川神社)
(2017/5/8訪問)