村上城

舞鶴城、本庄城とも。

村上城(新潟県村上市本町)は、村上市街地東端にそびえる臥牛山(標高135メートル)の頂に築城され、歴代の村上藩主の居城であった(『Wikipedia』)。

室町時代以来この地方の地頭本庄氏の根拠地だったが、慶長三年(1598)国替えでこの地に入った村上頼勝が大改造を加え、その後、堀直竒、松平直矩によって本格的に築造され、三層の天守が偉容を誇っていた(『城址案内板』)。

しかし天守は、寛文七年(1667)落雷によって焼失し、以後、建立されなかった。

現在、臥牛山の本城の諸郭や門、天守、櫓の跡がよく原形をとどめ、特に300有余年の風雪に耐えた高石垣は当時の石工技術と力学の結晶である(『城址案内板』)。

ここも深く城攻めはできなかったが、石垣等がよく残る素晴らしい城跡であった。

 

 

(【左写真】本丸天守跡。【右写真】本丸からの絶景。)

 

(【左写真】本丸冠木門跡(枡形)。【右写真】平櫓付近の石垣。)

 

(【左写真】四ツ御門付近の石垣。【右写真】埋門跡。)

 

(【左写真】黒門跡。【右写真】黒門跡石垣(石垣の補修工事中であった)

 

(【左写真】一文字門跡(城址入口にあたる)。【右写真】城主居館跡。)

 

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