大友別館
大友別館(★ 大分県津久見市大友町)は、津久見駅裏の津久見川右岸の小丘で、大友公園の地が大友宗麟の晩年の居館があったところといわれている。 もっとも、これといった遺構もなく詳細は不明である。宗麟が津久見に隠居所として居館を設けた理由は、それまでの地は仏教徒の堅塁であり、キリシタン大名宗麟が直々に乗り込んで、キリシタン一色にするためであったといわれている。 大友公園が館跡であるが、遺構は皆無。付近に大友宗麟の墓所がある。こちらも穏やかな公園となっています。葬儀は神父達によって盛大に行なわれ、墓はカトリック式に建てられたが、義統の時に仏教式に改められた。その後、荒廃していたものを、近年再び様式に改めた。 |
(【左写真】付近にある大友宗麟の墓【右写真】館跡遠景)
(2011年3月30日訪問)