大室城
大室城(★★群馬県前橋市西大室町)は、十二世紀末頃まで大室氏の城でした。 この頃は、北西500mの本城とよばれる場所にありました。室町時代には、白井長尾氏に属し、家臣牧弾正の居城となったようですが、その頃には今の場所に移っていたと考えられます。 大室神社が本丸跡で、その東が二の丸跡といわれています。当時の濠も残されており、また城の名残をとどめる北曲輪、南曲輪などの地名が今も残されています(『城址案内板』)。 主郭部周辺に遺構が残るが、その他は宅地や畑となっている。 |
(【左写真】本丸跡(大室神社となっている)【右写真】本丸を囲う堀跡。)
(二の丸には水堀が一部残る。)
(2011年12月16日訪問)