大野城

大野城(★ 愛知県愛西市大野町郷前)は戦国時代、蟹江城の支城のひとつとして築かれ、天正十二年(15844月、秀吉対家康の「小牧・長久手の戦い」の前哨戦がこの地で起こった「蟹江合戦」です。

時の大野城主・山口重政は、母を人質にとられながらも徳川方に味方し敵を撃破、徳川の天下取りの基礎をひらきました。
昭和五十四年(
1980)に城址碑が建てられました(『城址案内板』)。

城跡は田園に囲まれ遺構は無い。
山口重政のこの時の奮戦(秀吉の調略にも応じず)が、主君・織田信雄の改易後に徳川家に仕える縁となったのであろう。

 

 

  (田園に囲まれて建つ城址碑)

  (2013年2月9日訪問)

 

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城と古戦場 

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