法願寺館
法願寺館(★埼玉県桶川市川田谷) 『埼玉の中世城館跡』『桶川市史』『日本城郭大系』には、瞥見の限り、この城館に関する記述は無い。 福田左衛門惟康の館とされるが詳細不明だという(『日本城郭全集』)。 埼玉県さいたま市西区高木の福田氏陣屋は、福田左衛門惟康の陣屋とされ、『福田家譜』は、「福田左衛門惟康は北面の武士で、惟康十八代の孫・又左衛門長之は豊臣秀吉に仕へ、秀頼の時に関東に下向し北野貝戸村に土着し初代となる。二代善右衛門は埼玉郡下郷地村中根弾正の二男で、又左衛門の娘と結婚し宝来村開発に功績あり。善右衛門の二男善右衛門は村内に分家し豪農となる」という。 福田氏は、大和国平群郡福田庄(奈良県斑鳩町)の出自だとされる(『尊卑分脈』『埼玉苗字辞典』)。 そのほか所在地を含め、この館については一切不明である。 (参考サイト:儀一の城館旅) |
(所在地を含め、この館については一切不明である。)
(2016/3/20訪問)